店の隣のガレージに長い間ひっそり佇んでいるミニについて書きたいと思います。
1982年式「Mini1000 E」ドイツ仕様の為左ハンドル
DIMPLEのコンセプトカーです。(でした)
今の場所を占領して、かれこれ5年位は経過していると思います。
ある時、ミニに載っていたエンジン(1000CCで作ったチューニングエンジン)をお客さんがどうしても売って欲しいと言うことで、それを譲り
違う別の1000ccのエンジンをチューニングして、載せようと思ったとき…「ついでに配線も古くなってるから引き直そう」と思ったのが
放置プレイの始まりでした。
やろうとしていたことは、メインハーネス(ヘッドライト・スターターなど)と室内側のハーネスの総交換。
コツコツと早く仕事が終わったときや、暇なときに時間を見てやっていたのですが、店をやっている以上お客さんの車が仕事で入ってたら
自分のクルマは後回し。当然です。
そのうちもの凄く忙しくなり・・・時間に追われ・・・やりかけていたモチベーションは下がり・・・
また取りかかるも、忙しくなり・・・時間に追われ・・(幾度となくこれを繰り返していました)
仕事ならそんなこと言ってられないんですが、自分のクルマとなると…
料理人の知り合いが「家では一切料理しない」と言っていたのを思い出しました。。
自分のクルマをいじる時って言うのは、モチベーションが高いときしか無理なんですね。。私の場合。
性格の問題かもしれないですね。
毎年近いお客さんには、「今年こそは直すよ。復活させるよ」と言っていましたが今ひとつモチベーションが上がらず…
相当な月日が流れてしまいました。
新しいミニを最初からモディファイした方がいいんじゃない?
ちよく言われますが、私にとってはミニを始めた時から苦楽ずっと共にしてきたクルマ。
愛着という簡単な言葉では済まされないんですよね。違うミニでは意味がない。と思っています。
ここ最近、店を始めた頃の話をお客さんにする機会が多くあり
その頃の事を思い出して懐かしんでいたのですが、話をする度にこのミニが出てくるんですよね。
『やっぱり、このミニが無いとダメだ。直そう』と思うようになり、いまどのようなモディファイをするか
色々と模索中です。
ボディの錆びやら、エンジンのオーバーホールなどなど・・途中になっていた配線ハーネスの総交換。
と作業は山積みなので、完成はいつになるか皆目分からない状態ですが、経過はこのブログを通じてお知らせしていきたいと思います。
次回は[DIMPLEMiniの歴史について]・・です。
(そんな大したモノではないですが…)